2019年03月11日

今年も怪我案件が発生しています

おはようございます。

前回につづき、スポーツ安全に関しての記事です。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190305-00010000-saitama-l11

大学生がフットサル大会中にケガを負った事故が先月発生しています。

上記のニュース記事に詳細があるのですが、スライディング時に剥離した床の木片が左臀部にささり一週間の入院となったそうです。


全治には1ヵ月ほどとなる今回の事故、スポーツ庁として全治30日以上は重大な事故との認識ですので、スポーツの安全に対する意識はより高くなることになりそうです。

が、このように実際に事故が発生しないと注目されないのは、私たちアドバイザーの努力不足もあるので、継続して認知を広めていくように行動します。


さて、今回の事故の紹介ですが、ポイントは「体育館には指定管理者があり、毎日の目視で状況点検をおこなっていた」ことに注目をします。

剥離した木片は〈幅75㎜長さ450㎜〉とのことですが、(毎日の点検を行っていたと仮定して)目視で確認できないのであれば、点検方法自体に問題があると言わざるを得ません。

我々アドバイザーとしても、メーカーや実際の事故案件からの情報を参考に点検項目を決定しているため、今後の事故を全て未然に防げると考えず、常に疑問をもって望む必要があると考えます。


スポーツ施設・備品には調達した組織があり、管理者が必ずいます。

床や支柱・ゴールポストなど、使用者からみて異変があれば遠慮なく管理者へ報告をお願いします。

目に見えるほどの異常は、重大な事故につながる可能性が極めて高いので、報告後は使用しない・近づかないようにしましょう。


  ザスポ・ヨシオカ http://www.zaspo.net/index.html
posted by ざすぽ at 11:08| Comment(0) | スポーツ用器具管理アドバイザー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月15日

スポーツ器具の寿命


今日はタイトルにある 器具の寿命 に関してです。

これは、現在全国的に話題になるであろう問題です。

自分も例外なくそうですので、仕方の無い話ではありますが

「直面しないと変わらない」ものです。


なにが? と言うと 「今日使った器具、たまたま安全に使えた」可能性がある。

と、言うことです。

20年乗った車が動かない、5年履き続けた靴に穴が、、、
色々と原因があり、直して使用が可能な状況も多々あると思いますが、形あるものには寿命と言うものがあります。


防球ネットや支柱、とび箱にマットなど様々なスポーツ器具にも、やはり寿命があります。



壊れてから考えればいい。などの声も聞こえてきそうですが

ここでわざわざ記事に取り上げたのには理由があります。


①多くの体育器具は、現在推奨買換え時期を大幅に超えて使用され続けています。

②器具により、怪我はもちろん死亡事故も発生しています。


もちろん、器具関連のケガは、正しい使用方法を守らなかった事や、指導に問題のあった判決が出ている例も多くあります。

が、ガタがきているのに使用し続けたことで発生した例も少なからずあることは事実です。


また、私自身も驚きましたが、器具の標準耐用年数(通常使用に耐用する年数で、ここから故障リスクが上がる)は思っているより短いのです。


そこでクイズです。


①サッカーゴール(屋外用/移動式=杭やおもりで固定してあるもの)
 誰もが知っている運動場にずーっと置いてある器具です。
 過去、強風で倒れ下敷きになった児童が重症になった例があります(おもりや杭が無かった)
 ゴールポスト・クロスバーの標準耐用年数は何年でしょう?
 ちなみにネットは1年で、ネットフック・接合部は3年です。


②とび箱
 多くの人の予想を裏切る代表といっても過言ではない器具です。
 私が聞いた多くの人は10年や20年といった意見が多数でしたが、、
 対象は段箱(木の部分)ですが、標準耐用年数は何年でしょうか?
 ちなみに緩衝材は2年です。


③バレーボール用支柱(屋内用)
 凄惨な事故が実際に起きている器具です。
 ネット巻固定部が外れ、ワイヤーが張ってあった為に真上に引っ張られ、顔面に直撃した事故があります。
 足が浮くほどの衝撃は、頭蓋骨折等の結果となりました。
 現在は、各メーカー製造に関して支柱にズリ上り防止機能を必須としています。
 (修理もズリ上り防止機能が無い支柱は作業不可です)
 さて、支柱本体の標準耐用年数は何年でしょう?
 因みに、ネット巻と同じ耐用年数の設定です。


正解は最後に載せます。


また、標準耐用年数ですが、東京23区内での一般学校における使用方法・頻度の条件で想定しています。
海に近かったり、日照条件が厳しくなれば、当然推定年数は短くなります。


当店の地域は大垣ですので、各条件的には資料通りの年数で考えています。


事故も災害も、0には出来ないが、0にする努力は必要だと思います。



      http://www.zaspo.net/index.html










さて正解ですが ① 5年 ② 3年 ③ 2年


とび箱とか10年以上置いてあるイメージですが、皆様はいかがでしょうか?
posted by ざすぽ at 11:54| Comment(0) | スポーツ用器具管理アドバイザー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする