2020年05月24日

マスクとスポーツ

こんにちは。

久々の更新となります。
新型コロナウイルス、一部では夏には終息との見方を持っていた方もいましたが、ついに甲子園中止となりました。

連日のニュースで辟易している方も多いかと思います。

しかし、日々変化している状況において最低限の情報を入れなければならないのも事実。


そこで今回は、これからの季節に合わせ「スポーツ✕マスク」の基本的な考え方を紹介します。


まずマスク。

N95やサージカル、非医療(使捨て不織布マスク)、布マスク等の分類がありますが、〈うつらない〉と〈うつさない〉で大きく用途が分かれます。

5月GW以降に供給回復したマスクは、非医療と布マスクです。
これらに、サージカルを含めた全ては〈うつさない〉目的です。

〈うつらない〉目的はN95マスクで、結核等の感染対策に使用されるマスクです。

現時点で、N95とサージカルは十分に供給回復をしたとは言えない状況ですので、入手は相変わらず困難です。

以上から、マスクによって罹患しないと考えている方は、厳密には間違っています。
ただ、他人にうつさない効果は期待できるので、着用必須です。

使い捨てマスク(不織布マスク)と布マスクに関しては、物理的に布マスクの方が網目が大きいので、その分の罹患リスクはあります。

参考までに、サイズ比較を載せます(デカい順)

花粉
30000nm(ナノメートル)
  種類によりますがでかいです。
  とりあえずマスクさえあれば防げます。
  ※マスクと肌の隙間(鼻や頬のトコ)からは普通に侵入します。

布マスク
10000nm(ナノメートル)以上?
  どれだけ重ねても、、、なサイズイメージで間違いありません。

不織布マスク(風邪、ウイルス対策用)
1700~3000 nm(ナノメートル)
  BFE(約3㎛)、VFE(約1.7㎛)の試験を行い
  99%までのフィルタ捕集効果を表記
  ※とりあえず「新型コロナウイルスが通過するサイズ」です。

N95マスク
300nm(ナノメートル)を95%以上の捕集効果
  結核は細菌ですので、1000nmほどです。
  
インフルエンザウイルス
80~120nm(ナノメートル)
  不織布でも完全に防げないサイズです。
  ※効果が全くない訳ではありません。

新型コロナウイルス
50〜200 nm(ナノメートル)

参考、https://www.env.go.jp/air/osen/pm/info/cic/attach/briefing_h25-mat04.pdf(全国マスク工業会資料)、ウィキペディア先生等

数値だけ見ると絶望的な感じを受けるかもしれませんが、N95である程度カットすれば、微量のウイルスが侵入することになります。
微量であれば、ウイルスが定着しませんので結果的に感染しない。となります。

以上から、密であるほどウイルスが入らない=酸素が取り入れられないので、感染リスクと運動は両立できません。
N95をつけた経験がありますが、普通に活動するのも困難なほど息苦しいマスクです。

よって、スポーツ活動をするなら布マスクの様に呼吸が楽なモノを選択しましょう。
特にこれからの時期は、熱中症シーズンに入るため、高機能マスクほど危険になります。

変わりに、給水頻度を増やしましょう(後に説明します)


以上が、事実としての情報です。




以下は、現状からまず間違いなさそうな情報です。

報道であった通り「喉にウイルスが多い」状況は「朗報」といえます。

以下、日本医事新報社の記事です。

新型コロナウイルスの潜伏期間は平均5日間(4〜7日)で、インフルエンザ(1〜2日)に比べてかなり長く、ウイルスのエンベロープが鼻咽腔の細胞膜と融合して細胞内に取り込まれ、感染が成立するまでに比較的時間的猶予があるといえる。そこで、空気を媒介して鼻咽腔に侵入した新型コロナウイルスが、粘膜上皮細胞に取り込まれる前の段階で洗い流してしまえば、ウイルス感染を未然に防ぐことができるのではないか、という推論が成立する。
URL:https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=14451

インフルエンザウイルスは喉の繊毛細胞に定着してから、侵入まで最速20分ですので、余裕をもって15分おきに水分補給ができれば新型コロナウイルスの感染は防止できる。と考えても良いかと思います。


水を飲めば水際で防げるのです。

ポイントは「マスクしたことで給水頻度が減る=むしろ感染リスクが上がる」事です。
これを話すと、お腹タプタプになるわ!なんて言われますが
そんな一気に飲まなくても大丈夫です。

例えば、15分おきにお茶を一口のめば事足りるのです。

これは、新型コロナウイルスだけではなく、インフル含めた風邪全般の予防方法として間違いないので、この機会に実践することをオススメします。


他にもありますが、長文で疲れたので今回は以上にします。

医療業界に勤務した経験から、いま流れている情報(テレビ・ネット含め)は、中には微妙なモノもあります。
根拠のない情報に命を預けないように、一つ冷静になって生活しましょう。

  ザスポ・ヨシオカ http://www.zaspo.net/index.html
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2020年03月26日

湯もみ、写真イメージ

こんにちは

先日の「湯もみ」に関して、写真に撮ってみました。

実際は、手に取っていただきたいのですが
写真でも、なんとなくは伝わらないかと思いまして


image1.jpeg


写真は左から

柔らかめ / 芯残し / 新品グラブ

となります。

因みに、ブラウンはボックス型で、オレンジは横トジです。



グラブに限った話ではありませんが、皮革は一度柔軟になると、元の硬さにするのは困難で、基本不可です。



型付けに関して、各店舗・職人によって様々な説明がなされますが、硬い→柔らかいの一方通行です。

私個人としては、よく「ダメージを与える」との説明をしています。


叩く・スチーム・湯もみ等々、アプローチを選択し、「希望の柔らかさ」を追求する。


選択として、与えるダメージの時間と程度によって湯もみや叩きがあります。

よって使用前にダメージが大きい=柔らかい程に、グラブの耐久性は落ちていきます。

もちろん、どの程度の柔らかさを耐久限界として感じるかは個人の感覚ですし、修理・補修によって本人が満足する程に調整できる可能性はありますが、、、


今回紹介の湯もみに関しては、ご存じの方が多いかと思いますが

グラブ全体をお湯につけるので、局所的に硬く・柔くは難しい方法です。

揉み込み叩く事で調整しますが、柔らかい箇所/柔らかくない箇所のイメージが実際に近いと思います。


もし湯もみを検討される際は、メリット・デメリットをきちんと聞いてみましょう。


今この時期にこそ、身体と道具のメンテをしっかり行い、来る日に備えましょう。

   ザスポ・ヨシオカ http://www.zaspo.net/index.html
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2020年03月15日

野球グラブ 湯もみに関して

こんにちは

今日は「湯もみ」に関して少し書いてみます。

野球グラブ・ミットをお湯につけてから揉み込む作業を指し、柔らかくすることを目的に行われます。

グラブは皮革ですから、お湯につければ繊維が広がり、結果として柔らかくなります。

その柔らかいうちに叩き・揉込んで繊維を伸ばし、柔軟性を持たせます。

乾燥に関しては、乾燥機や自然乾燥など様々で、決まった方法はありません。


逆に、やろうと思えば自宅でもできます。


因みにですが、グラブを柔らかくする事は、繊維を伸ばすことで柔軟性を出すので、つまるところダメージを与える。という事です。

揉んでも叩いても、スチームでも湯もみでも、結局はダメージを与える手段になりますので、必要以上のダメージはグラブ自体の寿命を縮める行為とも考えられます。

実際、クタクタになったグラブの耐久性は高くはありません。


以上のことから、初めて湯もみを検討される場合は、メリット・デメリットをよく確認して下さい。


また、湯もみはクタクタになるイメージがある方は多いと思いますが、ザックリと硬さ調整ができます。

やるかどうかは各お店さんの判断ですが、当店の場合2つの硬式グラブを硬さ調整してサンプル展示しています。

①皮革の芯は残すイメージ、キャッチボールで自分の型を仕上げて下さい

②結構柔らかめにしました、2つ折りとまではいきませんが、どなたでも使用できるイメージです


実物は実際に手に取ってみてください。

当店では、湯もみ相談・依頼の際に担当者とよく話しあう必要があります。

一度柔らかくなった皮革を元に戻すことはできないので、電話や伝言での依頼は不可とさせていただきます。

また、持ち込みや軟式グラブでも対応は可能ですので、少しでも気になる場合はご相談ください。

   ザスポ・ヨシオカ http://www.zaspo.net/index.html
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